カナダについて

カナダってどんな国?

基本情報
通貨 カナダドル(1ドル=100セント)
人口 約3,500万人(2012年 カナダ統計庁)
面積 998万4,670km2
首都 オンタリオ州オタワ
時差

地域により6つの時間帯がある。
太平洋標準時:日本時間マイナス17時間
山岳標準時:マイナス16時間
中央標準時:マイナス15時間
東部標準時:マイナス14時間
大西洋標準時:マイナス13時間
ニューファンドランド標準時:マイナス12時間半

夏時間(サスカチュワン州除く):3月第2日曜日から11月の第1日曜日まで。上記各1時間早くなる。

カナダのメリット

多文化モザイク国家 現在、カナダの全人口の5分の2がイギリス系、フランス系、先住民族以外の出自を持つ人々で占められています。カナダ人の約2割は複数の母語を持つか、公用語である英語・フランス語以外の母国語を話します。アメリカが「人種のるつぼ」と呼ばれるのに対し、カナダは「多文化モザイク」。つまり異なる文化の共存を推進している国際国家といえます。
国際性 カナダは、平和維持、自由な民主主義を掲げて、国際社会において多大な影響力とリーダーシップを示してきました。カナダが国をあげて提唱する「人間の安全保障」という概念は、国家よりも個人を保護する必要性を強く説くものであり、難民の受入や支援など国際社会に大きく貢献しています。
クリアな英語 アメリカでは西部なまり、南部なまりなどというのもあり英語も聞きにくくなるものの、カナダでは移住者によるアクセントの違いを除けば、西から東までこのアクセントが非常に少ない国といえます。また、あまり凝った言い回しをせずに、割りと直接的な分かりやすい表現を使うことが多いため、留学生にとっては非常に英語に馴染みやすいでしょう。
多様なアクセント カナダは世界中からの多くの移住者が共存し、多様性文化を形作っている国です。同じ英語を聴いてもアクセントによって大分そのトーンは違ってきます。いくら学校で先生が話す英語だけ理解できても、例えば中国系移民のホストファミリーや南米系のクラスメイト、中南米系の店員さんが話す英語が聞き取れないのではあまり意味がありません。この英語の膨大なアクセント群との接触こそが、カナダ留学で得られる貴重な体験と言えます。日本帰国後に留学経験を活かし、外資系の会社に就職したとして、「自分は中国人やメキシコ人の話す英語は分かりません」ということでは全く仕事になりません。いろいろな国の人が来て英会話をする状況になっても、その英語のアクセントについてゆける「応用力」はキャリアとして企業から重宝されることでしょう。
高水準の教育 カナダの優れた教育制度、充実したカリキュラム、教材、施設は、いずれも国際的に高い評価を得ています。その分、当然大学など高等教育施設への入学条件は、他の国と比べても非常にレベルが高く設定されていますが、そこで培う知識と国際感覚は、何物にも変えがたい大きな武器となることでしょう。
素晴しい自然環境 カナダは西から東までそれぞれ特徴ある雄大な自然に囲まれており、保護・保全・管理政策に国をあげて取り組んでいます。20世紀の初頭以来、国内の保護地域は数、規模、種類ともに拡大し続けており、近年では環境保全を目的とした国の指定地域は約3,000ヶ所に上っています。

カナダのメリット

カナダへ留学される方の全体的な割合を見ると、女性が圧倒的に多く、また学生さんよりも、20代後半~30代前半の社会人が目立ちます。学生さん(主に高校・大学生)は、夏期休暇・冬期休暇を利用した、1週間~8週間の短期留学が多く、社会人の方の場合は、会社を退社されてキャリアアップを図るため、6ヶ月を超える長期留学を希望される方が多く見られます。

また、カナダは年齢に関係なく、老若男女幅広く勉強ができる学校が多くございますので、60歳を過ぎて定年退職をされた方や、お子さんが自立してご自分の新しい人生を考えている主婦の方なども留学されます。

*男女比
(当社資料請求者比2010・2011)
*資料請求者の職業
(当社資料請求者比2010・2011)

カナダへの入国

◆観光

日本国籍で6ヶ月以内の観光が目的の場合、査証(ビザ)は不要で、有効なパスポートと帰国用航空券(又は次の国への航空券)、カナダ国内での滞在費があれば入国できる。予防接種は不要。

◆ワーキングホリデー

許可証が必要。申請に関しては書類審査が必要。 詳しくは大使館ホームページを参照のこと。

◆留学

許可証が必要。ただし6ヶ月未満の短期語学留学は就学許可証は不要。

◆その他(業務、永住等)

査証が必要。
査証に関しての詳細はカナダ大使館査証部(TEL.03-5412-6321 テレホン・サービス)へ直接問い合せを。また18歳未満の未成年者が成人と同行せずにカナダに入国する場合は、両親もしくは保護者の旅行許可書でカナダにおける身元引受人の確認ができるものが必要となる。

カナダへのアプローチ

◆直行便

許可証が必要。ただし6ヶ月未満の短期語学留学は就学許可証は不要。

  • ☆エアカナダ 1日1便。
  • ☆日本航空 1日1便(閑散期運休日もあり

成田一トロント(トロントヘ約12~12時間30分。トロントより約12時間45分~14時間20分)

  • ☆エアカナダ 1日1便。

成田ーカルガリー(カルガリー約9時間15分。カルガリーより約10時間15分)

  • ☆エア・カナダ  週5便
◆米国経由便(いずれの便も米国入国手続きが必要)
  • ・成田より全日空、アメリカン航空、ノースウエスト航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空など
  • ・大阪よりノースウエスト航空、ユナイテッド航空、大韓航空など
  • ・福岡より大韓航空など
  • ・この他、北米各地へ就航している航空便よりカナダ各地へ乗継ぎが可能。
◆主な航空会社予約、問い合わせ先
  • ☆エア・カナダ/東京03-3586-3891
  • ☆日本航空/東京03-5489-1111、名古屋052-265-4141、大阪06-203-1212、福岡092-733-3111
  • ☆全日空/東京03-3272-1212、名古屋052-971-5588、大阪06-372-1212、福岡092-474-1212
  • ☆アメリカン航空/東京03-3248-2111、東京以外の都市からは 0120-000860(フリーダイヤル)
  • ☆ノースウェスト航空/東京03-3533-6000、大阪06-228-0747、名古屋、福岡、広島0120-120747(フリーダイヤル)
  • ☆ユナイテッド航空/東京03-3817-4411、名古屋052-571-5488、大阪06-271-5951
  • ☆デルタ航空/東京03-5275-7000、東京以外の都市からは 0120-333742(フリーダイヤル)
  • ☆大韓航空/東京03-5443-3311、名古屋052-586-3311、大阪06-264-3311、福岡092-441-3311

気候・服装

太平洋沿岸(バンクーバー、ビクトリア)
晴の日が多くなるが雨の日は肌寒い。バンクーバー、ビクトリアでは同時期の東京よりも暖かいことも。ウイスラーやBCロッキーなどの山岳地帯では降雪もある。
日中は暑くなるときもあるが蒸し暑くなく、さわやかな日が多い。早朝、夜間は冷え込むこともある。
秋の訪れは比較的早く、さわやかな日が多い。
10月下旬には冬が訪れる。雪も比較的多<真冬には-20~-30℃位まで下がることもある。完全防寒が必要。時として「シヌーク」と呼ばれるフェーン現象に見舞われることもある。
中部平原、湖岸地方(ウイニペグ、トロント、ナイアガラなど)
春は遅く、厚手のセーターやコートが必要。5、6月には夏日もある。
比較的さわやかな気候。トロントなどの湖岸地方では湿度も高<相当高温になることもある。
さわやかな日が多<、湖岸地方、アルゴンキン地方では9月下旬から10月中旬にかけて紅葉が最も美しい。
南部は雪は比較的少ないが、寒さは相当きびしい。北部は寒さも厳しく降雪も多い。
東部、大西洋沿岸地方
春は遅く、厚手のセーターやコートが必要。5、6月には夏日もある。
湿度が低いため、さわやかで比較的すごしやすい。
9月下旬から10月中旬にかけて紅葉が最も美しい。気温の高低差があるのもこの時期の特徴。
雪が多く、寒さはきびしいが、大西洋沿岸地方は海流の影響で内陸部ほど寒<はない。
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 
バンクーバー 0 5 1 8 2 9 5 13 8 17 11 19 13 22 13 22 10 18 6 14 3 9 1 7
ビクトリア 0 6 1 8 2 10 4 13 7 17 9 19 11 22 11 21 9 19 6 14 3 9 1 7
バンフ -16 -7 -12 -1 -9 -3 -4 8 1 14 5 18 7 22 6 21 3 16 -1 10 -8 1 -13 -5
ジャスパー -18 -8 -12 -1 -9 -3 -3 10 2 16 6 19 8 23 7 21 3 16 -1 10 -9 1 -14 -5
ナイアガラ滝 -8 -1 -8 0 -4 5 2 12 8 19 14 25 17 27 16 26 13 22 7 16 1 8 -5 2
トロント -8 -1 -7 -1 -3 4 3 12 9 18 14 24 17 27 16 26 13 21 7 15 2 8 -5 1
ケベック・シティ -17 -8 -16 -6 -9 0 -2 8 5 17 10 22 13 25 12 13 7 18 2 11 -4 3 -13 -5
シャーロットタウン -11 -3 -11 -3 -6 -1 -1 7 4 14 10 20 14 23 14 23 10 18 5 12 0 7 -7 0

時差

広大な国なので6つの時間帯にわかれている。同じカナダでも時刻表等すべてその土地の時刻で表示されるのでカナダ国内の移動でも時差には注意が必要。またカナダではサマータイムと呼ばれる夏時間を採用(サスカチュワン州を除く)している。毎年4月最初の日曜に時計の針を1時間進め、10月最後の日曜に針を元に戻す。したがって、夏時間では、日本との時差は1時間少なくなる。

太平洋岸標準時
Pacific Time
山岳部標準時
Mountain Time
中央標準時
Central Time
東部標準時
Eastern Time
大西洋岸標準時
Atlantic Time
ニューファンドランド標準時
Newfoundland Time
バンクーバー
ビクトリア
バンフ
ジャスパー
ウィニペグ トロント
ケベック・シティ
プリンス
エドワード島
ハリファックス
セント・ジョンズ

治安

カナダは欧米諸国の中では犯罪も少なくたいへん治安の良い国であるが、用心するに越したことはない。ちょっとした注意が楽しい旅行を約束してくれる。

  • ☆貴重品はホテルの部屋に置かずに、フロントのセイフティー・ボックスに預ける。
  • ☆夜間の女性のひとり歩きなどは避ける。
  • ☆空港、バス・ターミナルなどの人ごみの中では身の回り品、手荷物に注意。

万が一の緊急時にはダイヤル“ 0 ”をまわし、オペレーターに告げる。オペレ一ターは警察への手配を含め、適切な処置をはかって<れる。

通貨・両替

カナダの通貨はカナダドルC$で1C$=¢100(セント)。1カナダドルは約90円。(2013年 1月現在) 紙幣は5、10、20、50、100ドル(500、1,000ドルはまれ)があり、貨幣(カッコ内は通称)は¢1(ペニー)、 ¢5(ニッケル)、¢10(ダイム)、¢25(クオーター)、¢50、$1(ルーニー)、$2(トゥーニー)がある。

現金
日本国内での入手は主要都市銀行(外国為替取扱銀行)の一部の本支店及び主要国際空港内の銀行に限られる。
トラベラーズチェック
主要都市銀行、地方銀行(外国為替取扱銀行)、外資系銀行(アメリカンエキスプレス、シティバンクなど)で取扱い。カナダ国内では通用度も高<、安全性もあり使いやすいのでおすすめ。現金を両替するキャッシュセリングレートよりもチェックのレートの方が良いことが多い。
クレジットカード
ビザ、マスター・カード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースなどが通用。
カード社会なので通用度が高く、個人旅行には必需品。ホテルチェック・イン時やレンタカーを借りる際に提示がないと高額のデポジット(保証金)を要求されたり、契約を拒否されたりすることがある。
日本円
主要都市や観光地の一部の店(主に日系のおみやげ店など)で利用出来るにすぎない。銀行や両替所でも両替可能だがレートはあまり良くない。
米ドル
現金、トラべラーズ・チェックともほとんどのところで通用する。

電気製品

カナダでの電圧は110ボルト(周波数は60ヘルツ)。プラグの差し込みも日本のものとほぼ同じなのでドライヤー、ヒゲソリ、湯沸器等ならば日本製品がそのまま利用できる。
パソコンなどの精密な電気製品はそのまま利用すると故障の原因になることもあるので注意が必要。付属アダプター対応電圧の確認をしよう。

病院・医療サービス

カナダの医療サービスは高い水準にあるが旅行者にはカナダ国内の医療保険がきかないため、医療サービスを受けた場合、相当高額な費用負担をしなくてはならない。また救急車は有料。出発前に旅行傷害保険、疾病保険に加入したほうが良い。

カナダで薬を買う場合は医師の処方箋が必要。常時、薬を必要とする人はあらかじめかかりつけの医師に英文の処方箋を書いてもらい持参するか、使いなれた薬を持参した方が良い。
ただし、頭痛薬、解熱剤、酔い止め薬などは街やホテルのドラッグストアで簡単に購入できる。

チップ

状況によって若干の金額の増減があるため、下記の金額はあくまでも目安。。

ルーム・メイドに対する枕銭
とくに置かなくてもよいが、長期滞在や特別なことを頼んだ場合には部屋を出るときに1ドル程度。
空港・駅でのポーターに対するチップ
荷物1個に対して1~1.5ドル。
タクシー・ドライバー
料金の10~15%を料金支払時に。
バス・ドライバー
宿泊のホテル前で荷物を降ろしてくれたときは1~1,5ドル。
一般レストラン
料金の10~15%を食事が終ってテーブルを立つ時に。
セルフサービス・カフェテリア(マクドナルドなど)
不要
観光セダン・ドライバー・ガイド
半日観光の場合30ドル、1日観光の場合、40ドル程度。観光が終わってホテルへ着いた時に。
観光バス・ドライバー
3~5ドル程度。観光終了時に。

税金

カナダでは、消費税に相当する税金として連邦政府の物品サービス税(GST)と州税の2種類があり、それぞれ商品、宿泊料、食事、サービス等について課税される。

連邦消費税(GST)
カナダ全土において一律5%のGSTと呼ばれる連邦消費税制度が導入されている。このGSTは従来からの州税とは別に加算されるものである。大西洋岸4州とオンタリオ州では州税と連邦消費税を統合したHST(Harmonized Sales Tax) という統合消費税がかかる(税率は州により異なる)。海外旅行者については宿泊費用が他のサービスと共にパッケージで提供される場合は宿泊料金に対するGST/HSTは免除される。
州税
税率は州によって異なる。
州別税率
州名 物品・消費税 宿泊税 地域振興税
ノースウエスト準州 なし なし なし
ユーコン準州 なし なし なし
ブリティッシュ・コロンビア州 7% 8% 1.5%(注1)
アルバータ州 -- 4% 2%-3% (注2)
サスカチュワン州 5% 5% 2%
マニトバ州 7% 7% 5%
オンタリオ州 HST13% HST13% 3%(注3)
ケベック州 9.75% 9.75% 3-3.5% or $2-$3 (注4)
プリンス・エドワード・アイランド州 HST 14% HST 14% 3% (注5)
ノバ・スコシア州(注3) HST 13% HST 13% 2% (注6)
ニュー・ブランズウィック州(注3) HST 13% HST 13% なし
ニューファンドランド州(注3) HST 13% HST 13% 3% (注7)
  • (注1)ビクトリア、ウイスラー、バンクーバ-では地域振興税1.5%がかけられる。
  • (注2) カルガリー、カルガリーエドモントン、キャンモアでは%、バンフ、レイクルイーズ、ジャスパーは2%の地域振興税がかけられる。
  • (注3) トロント、オタワ、ナイアガラフォールズでは地域振興税3%がかけられる。
  • (注4)モントリオールは3.5%、ケベックシティーでは$3,マウントトレンブラントは3%の地域振興税がかけられる。
  • (注5)シャーロットタウンでは3%の地域振興税がかけられる。
  • (注6)ハリファクスでは2%の地域振興税がかけられる。
  • (注7)セントジョーンでは3%の地域振興税がかけられる。

カナダの祝祭日

カナダの祝祭日にあたる日はほとんどの店が休業するか営業を短縮している。またレストランも終業時間を繰り上げたりする。ただし主要観光地の大多数のみやげ店やレストランは営業している。

  2013年 2014年
ニューイヤーズ・デー 1月1日 1月1日
ファーミリーデー(アルバータ) 2月18日 2月17日
グッド・フライデー(聖金曜日) 3月29日 4月18日
イースター・マンデー 4月1日 4月21日
ビクトリア・デー 5月20日 5月19日
カナダ・デー 7月1日 7月1日
シビックホリデー 8月5日 8月4日
レイバー・デー(9月の第1月曜日) 9月2日 9月1日
サンクスギビング・デー
(10月の第2月曜日)
10月14日 10月13日
リメンブランス・デー 11月11日 11月11日
クリスマス・デー 12月25日 12月25日
ボクシング・デー 12月26日 12月26日

ビジネス・アワー

一般的な会社のビジネスアワーとしては月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで。
ショッピングモールなどは月曜日から水曜日・土曜日 午前10時から午後6時頃まで、 木・金曜日 午前10時から午後9時頃まで、 土曜日 午前11時から午後5時頃までが 一般的。

郵便

日本宛ての郵便類: $1.85 (ハガキ/アエログラム(簡易書簡)/封書30gまで)
日本への所要日数は投函地によっても異なるが航空便の場合は1~3週間ぐらい。

電話

一般の電話機は日本と同じプッシュホンまたはダイヤル式でかけ方も日本とほぼ同じ。
公衆電話は人の集まるところにはだいたい設置されている。5、10、25セントの3種類の硬貨が使用でき、日本のテレホン・カードに似たものとしてコーリング・カードがある。長距離電話や国際電話にはクレジット・カードが使用できる公衆電話が便利。

☆国内電話
市内通話はローカル・コールと呼ばれ、1通話30セント。長距離通話はロング・ディスタンス・コールと呼ばれる。硬貨をつかって長距離をかける場合は交換手より指示された3分間分の金額を投入しなければならないのであらかじめ相当料の硬貨が必要となる。
☆国際電話
通話には3種類ある。
番号通話(ステーション・コール)は一般通話で相手が受話器を取った時から料金が加算される。
指名通話(パーソン・トゥ・パーソン)は指名した相手との通話が終わった時点から加算され相手が不在の時には料金はかからない。
料金受信者払い通話(コレクト・コール)は相手が承認すれば料金は相手払いになる。
なお、指名通話と料金受信者払い通話は料金は少し割高になる。また、主要なホテルの電話機からはダイヤル直通でかけられる国際ダイヤル通話が可能。

これだけは知っておきたいマナー

☆喫煙
近年カナダでは禁煙が標準となり、空港、駅、オフィスビルなどの公共の場所では一部の喫煙場所を除いて禁煙となっているところが多く、違反者には最高2000ドルの罰金が科される。カナダ系航空会社の国際線及び、国内線航空機は全面禁煙。喫煙するときは喫煙可の標識を確認するか近くの人に聞いてから吸ったほうが安心である。なお、タバコを吸わない人のためにホテルには禁煙フロア、レストランには禁煙席が用意されている。
☆アルコール
酒類販売はリッカーストアと呼ばれる特定の店に限られる州が多い(ケベック州を除く)。近年ではワインなどの民間販売店も運営が許可されてきている。 営業時間は日曜以外の9時から18時まで(地域・曜日により営業時間は異なる)。また、酒類が提供されるレストラン、パブ、ラウンジなどには”Licenced Premises”または単に”Licenced”の表示がある。
☆国立公園でのマナー
カナダには現在38ケ所の国立公園がある。開発を最小限におさえ、その美しい自然環境を保つために利用者ひとりひとりがルールを守っていかなければならない。
  • (1)野生動物にエサなどを与えたりしない。動物が病気になったりして生態系がくずれ ることになる。
  • (2)草花を折ったり持ち帰ったりしない。
  • (3)ゴミの始末はきちんと。持ち帰りが原則。
  • (4)キャンプなどの場合、決められた場所以外では火をたかない。タバコを吸う場合には携帯用灰皿を持参する。

*これらの情報はカナダ観光局の資料を参考にさせていただきました。